水だけでキレイになる？おすすめの洗車動画5選

洗車の方法の中には、もっともシンプルな水洗い洗車というものがあり、コーティングを施してある車には、シャンプーやワックスなどを使わずに「水だけで洗うこと」を推奨したものもあります。

1番目の動画は、「つや消しラッピング加工のトヨタC-HR」寒風の中での水洗い洗車です。水洗いで塗装面に傷をつけないようにするには、流水を流しながら、ゆっくり優しく柔らかいクロスで流していくことです。

見た目でわかるホコリや汚れがある個所は、しっかり水を流しながら一方向にだけ動かすことがコツです。往復してゴシゴシこすると細かなホコリで表面に傷がつきやすくなります。

水を流しっぱなしにしながらの洗車には、賛否両論ありますが、車を傷つけないという点では、適正な方法のひとつになります。ちなみに今回の車にはラッピング加工済み、それ自体が車の塗装ガードになっているという点もポイントです。

2つ目は、「白のアウディA5スポーツバック」コーティング済みの車は「水洗いだけで大丈夫」という、一例になる動画です。こちらの動画でもシャンプーを使わずに、車全体にシャワーをかけてホコリや汚れを浮かして、流水をかけながら柔らかいクロスで汚れを優しく落としていきます。

動画主さんは、クロスを往復で動かしているのでよい方法とはいえませんが、硬化ガラスコーティング（ガラコート）してある車の強みで、流水をかけながらだとほとんど傷にならないでしょう。

気持ちよいくらい水をはじいているので、水洗いで十分ということがわかる動画でした。

3つ目は、「白いレクサスLS」コーティング済みです。こちらは、バケツ1杯の水だけを使い、濡らしたクロスと乾いたクロスを交互に使って水洗いを仕上げていきます。コツは、優しくなでるように洗うことだそうです。

コーティングをしてなければ、おそらく傷になりそうですが、この車はコーティング済みですから、濡れたクロスでていねいに洗えば、バケツ一杯の水できれいになります。

もちろん、ものすごく汚れている場合は、水で流しながらの方が良いと思います。

4番目は、「黒のランドクルーザー」こちらの動画は、水だけの洗車ではありませんが純水を使った洗車の事例をご紹介します。

一般的に水道水を使った洗車では、動画のように炎天下や車体の表面温度が高いときに行うと、塗装面に「イオンデポジット・ウォータースポット」と呼ばれる「シミ」が付いてしまい、取れなくなることもあります。

原因は、水道水に含まれるカルキ・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル類が乾くときに焼き付いてしまうことが原因です。動画で見てもわかる通り、ウォータースポットは残らずきれいに仕上がります。コーティング済みの車に純水を組み合わせて洗えば、理想の洗車方法になりそうですね。

最後の動画は「ブルーのVWビートル」です。ご覧の通り1975年の旧車です。再塗装済みなのか、オリジナルの塗装なのかはよくわかりませんが、とにかくきれいな塗装面でピカピカです。

この車では、まず水洗いを施しています。最初にホコリを浮かすためにシャワーをかけてからはじめます。こちらの動画主さんもシャワーの水を流しながら、柔らかいクロスで優しく汚れを流しています。

この後でシリコンコーティングをするとのことで、定期的なコーティングメンテナンスとミス洗いを欠かさなければ、きれいに維持できるようですね。

水洗い洗車は、前提として「コーティング」など、オリジナルの塗装面が保護された状態の車におすすめです。コーティングには費用が掛かりますが、逆に日ごろの洗車がほとんど水だけで済むようになり、洗車の道具も柔らかいクロス+バケツ+ブラシ程度を用意しておけば十分のようです。

つまり、普段の洗車費用が抑えられる傾向にあるので、結果的にコスパにも優れるようです。多少コストがかかりますが、純水を精製して洗車に使うと、よりきれいに仕上がるようです。