新型ハリアーとライバル車を比較する際、参考にしたい動画５つ

7年ぶりのフルモデルチェンジとなった「トヨタ ハリアー」。新型ハリアーの試乗と解説および、ライバル車との比較について、モータージャーナリストによるわかりやすい動画を集めてみました。

新型ハリアー最初の試乗動画は、「Dynamic Safety Test（DST）」でおなじみのモータージャーナリスト、清水和夫さんの試乗をご紹介します。注目は、袖ケ浦サーキットの試乗コースを周回中の清水さんが、だんだん盛り上がって「誰かとバトルしたくなった！」といったあと無口になり、アクセルを踏み込むシーンです。

試乗レポート中にレース経験者をその気にさせるほど、ハリアーのサスペンションのできが良いとわかる動画でした。担当の開発エンジニアへのインタビューにも注目です。動画の最後に、2.0L FFモデルを絶賛するコメントもあり、そちらのグレードも要チェックです。

新型ハリアーの動画、続いて2つ目は、モータージャーナリスト今井優杏さんによる、エクステリアとインテリアの解説動画です。紹介している車種は、2.5HVの上位モデルと2.0ガソリンFFモデルです。

注目のポイントは、ボディカラーの美しさ、ボディの面を強調したデザインなどのコメントがわかりやすく、女性ならではの視点がとても参考になります。「ハリアーがいい車だな」と感じ、欲しくなる動画です。女性目線が気になる男性ドライバーの方も今井さんのコメントをチェックしてみて下さい。

新型ハリアーのライバル車1台目は、RAV4です。今回の動画では、ハリアーと同時に行われた注目のRAV4 PHVを使って、モータージャーナリスト河口まなぶさんが、エクステリアとインテリアの比較をしている動画です。

河口さんは、自分が乗るという前提で、迷いながらも動力性能が高くマッシブなデザインのRAV4を選んでいましたが、一般的には、同一プラットフォームを使いながら価格も安く、ファッション性も高いハリアーの方を選ぶ人が多いと思いました。しかし、通常のRAV4 HVやガソリンターボのモデルの場合、ハリアーと比べて若干安くなるので、悩ましい選択になることでしょう。

ライバル車の2台目は、レクサスNX 300hです。価格面では明らかに高くなるのでRAV4ほどの比較対象にはならないと思いますが、車のサイズや動力性についてはほぼ同じです。新型ハリアーの作りこみがとてもよいので、あえてレクサスNXをライバルとしてみました。

解説は、辛口ながら論理的な解説で人気の高いジャーナリスト五味やすたかさんです。辛口コメントを期待しましたが、レクサスNXが好きな車なのか、動画の最初から最後までほぼ絶賛していました。

ライバル車の3台目は、ホンダCR-V HVをご紹介します。現行モデルは2018年から発売開始されており、2019年からHVも追加になっています。車のサイズ感も堂々としたものになり、ハリアーと比較している人も増えているようです。

車の全長は、ハリアーと比べて135㎜ほど短く、逆に全高は30㎜ほど高くなることから、新型ハリアーの方が見た目に流麗な感じを受けます。また、ハイブリッド車、ガソリン車ともに、ハリアーよりもそれぞれ小型になることから、動力的な部分を重視する場合、ハリアーの方がパワフルな印象です。

新型ハリアーの試乗、解説動画、並びにライバル車の3台をご紹介しました。新型ハリアーを含め、このクラスは強力なライバルが多く、価格帯から輸入車も対象になります。どれにすればよいのか悩まれる人も多いと伺いますが、それこそ、とてもぜいたくな悩みです。ぜひ多くの動画をご覧になり、大いに悩み車選びを楽しんで下さい。