日産アリアの発売日は？価格や評価は？5つの動画と解説

2020年7月15日「日産アリア」が横浜の日産パビリオンにて発表されました。東京モーターショーのターンテーブルに乗っていた、未来的なSUVデザインのEVコンセプトカーが実車として走り出すようです。

「日産パビリオン横浜」の屋内の展示スペースでは「日産アリア」の実車を見て触れることが可能で、展示車に実際に乗り込んで車内のスイッチ類に触れることもできるようです。

展示車のボディカラーは、「暁（あかつき）」というネームだそうで、映像では、その他のボディカラーも見られました。展示車は、通電されていてライト類の点灯が一部ですが確認できました。「ARIYA Virtual Display」は、実車のアリアに重ねて、内部構造を映像で見ることができるようです。動画の後半では、パビリオン内の外周路を低速走行する（歩行速度ぐらい）アリアも見られます。

新しいSUVタイプの電気自動車「日産アリア」の実車は、2019年の東京モーターショーのコンセプトカーとほとんど変わらない印象だそうです。

アリアの全高は1695㎜で、SUVですがクーペ的なフォルムになっています。パッと見て魅力的なエクステリアデザインが「アリア」の特徴のようです。なお、アリアには、2つの充電ポートがあり、左側フロントフェンダーに急速充電用ポート、右側フロントフェンダーに普通充電用ポートが設置されていました。フロントグリルをはじめ、随所に「日本的な組子模様」があしらわれていて印象に残りました。

SUVの電気自動車「アリア」ワールドプレミアでは、4つのグレード（仕様）が発表されました。具体的には、「65kWhと90kWh」と2種類のバッテリーに、フロントシングルモーターの仕様（2WD）と、フロント・リヤのダブルモーター仕様（4WD）が組み合わされて発売の予定だそうです。

アリアには、充実した運転支援システム「プロパイロット2.0＆プロパイロットリモートパーキング」が標準装備となるそうです。また、Amazonの音声サービス「Alexa（アレクサ）」が採用されており、アリアとネットワーク経由でさまざまな機器とつなぐことが可能になるそうです。

「アリア」のインプレッション動画では、パワートレーンとドライブトレーンの解説があります。グレードは4パターンあり、もっともベーシックな65kWhバッテリー搭載2WDモデルにおいても、出力160kW、0－100km/h加速7.5秒、航続距離450㎞というスペックから、街乗りから遠出まで十分にこなせると思われます。

しかし、今回のアリアのハイライトは「e-4ORCE」と呼ばれる、90kWhのバッテリーを搭載したAWDモデルで「0－100km/h加速 5.1秒」のハイスペックモデルの存在です。動画主さんのレビューでは、アリアの実質購入価格は、約500万円かららしく「色々考えると安い！」そうです。2021年中頃に発売されるらしいので、いまから楽しみですね。

日産自動車の車両概要オフィシャル映像では、アリアの走行シーンとデザイン各部の映像を織り交ぜて、アリアを作った人たちによる解説があります。私は、冒頭の雪道走行シーンのアリアが、とても美しく印象に残りました。

チーフ ビークル エンジニアによると「いいクルマとは、いろんな性能が高いレベルでバランスしていることだと思う」とのこと。「操縦性・安定性・乗り心地・音振性能」など、アリアは、どんな状況下においても いとも簡単にクルマが対応しているような、異次元で未体験の感覚になるそうです。動画の後半で「クルマが便利に知能的になっていく、非常に快適な体験になるんじゃないかな」というコメントもあり、期待感がとても膨らみました。

「アリア」については、実際の発売日と価格は、未定とされていますが、2020年8月1日より、日産パビリオンでは「アリア」の実車が一般公開されており、見て触れることができるようなっているそうです。今回、同時に4つの仕様も発表されました。日産のオフィシャルページによると、発売は2021年中頃とのこと。詳細な内容の発表を注目して待ちたいと思います。