半沢直樹に登場する車が興味深い！スポンサーとの関係も？

視聴率20％超えの記録を続けている大人気ドラマ「半沢直樹（2020）」に、白いセダンが登場しました。白井亜希子国交相（江口のりこさん）が乗車していた白い車のことですが、「スバルレガシィB4」だそうです。

こちらは「Driver’s High Channel」さんの車両紹介動画です。現行のレガシィB4が、フルモデルチェンジした2014年10月の発売直後に撮られた映像のようです。レガシィB4では、年次改良が加えられているそうで、改良モデルごとにA型からF型まで進化しているそうです。

動画では、前半は、ボディデザインとエクステリア、後半はインテリアと装備について映像だけで紹介が進みます。ナレーションが無いのが残念な感じですが、白井大臣が乗っていたレガシィB4の全体像がつかめると思います。

次の動画は、レガシィB4の最終バージョンといわれているF型をショールームで見る映像です。前出の動画は2014年A型、こちらは2020年F型ということで、若干の違いが見て取れると思います。

実は、現行のレガシィB4は、北米などではすでに新型モデルに移行しており、日本国内は旧モデルのまま販売が続いています。それでもスバルの国内フラッグシップモデルだけに、質感は高くスポーツセダンとしてのバランスの良いスタイリングは、今でも多くのスバリスト（スバル車のコアなファン）達に人気の車種だそうです。

もうひとつ2014年発表当時の動画をご紹介します。試乗レポートによると、現行レガシィは、以前のモデルと比べて上級セダンとして走りの質感が高められたそうです。ひとつ上の大人のセダンが演出されているようでした。出力トルク面での不足もなく、しなやかな身のこなしで走行する、レガシィB4の乗り心地に河口氏も満足そうでした。

半沢直樹(2020)で、「大和田常務」が乗り込んだ黒塗りのセダンは、14代目のトヨタクラウンロイヤルです。このモデルは、現行のクラウンの一世代前のモデルとなっておりますが、さすがに歴史あるクラウンのロイヤルだけに、その堂々とした風格が感じられます。

試乗レポートは、モータージャーナリストの重鎮、熊倉重春氏によるもので、クラウンロイヤルの試乗評価も落ち着きがありました。有名なコピー「いつかはクラウン」を、ふと思い出しました。

最後は「清晃自動車工業SEIKO AUTO-FACTORY」による動画です。クラウンロイヤルを回りながら見ていくだけで、ナレーションもない動画ですが、とにかく「クラウンロイヤル」がカッコいいです。

クラウンハイブリッドには、象徴するブルーのエンブレムがあり、艶やかな黒ボディによく映えて質感が高い印象です。さりげないリヤスポイラーがとてもオシャレで、この動画を見ていると「クラウンは本当にいいなぁ」と思いました。

日曜劇場「半沢直樹（2020）」では、SUBARU（スバル）がスポンサーとなっているので、白井大臣の公用車に「スバルレガシィB4」が使われたのだと思います。また、大和田暁常務（香川照之さん）が、14代目クラウンロイヤルに乗り込むシーンでは、クラウンに負けない風格があり、憎らしいくらい似合っていると思いました。ドラマに出てくる車にも注目すると、ストーリー以外の背景も見えて、ドラマの面白さが増すと思いました。