トヨタ自動車などの参入により、クルマのサブスクリプションサービスに注目が集まるようになってきました。輸入車のボルボでも、ユーザーが増えているようです。
今回は、サブスクリプションサービスを比較できるように、各社の特徴を解説した動画を集めて見ました。興味を持ったら、ショップやサイトにコンタクトしてみるとよいでしょう。
【KINTO】頭金0円!元ディーラーマンが語るホンダの新サブスクのメリットデメリット【Honda Monthly Owner】
BMW / MINIが乗換放題、月々定額で新車に乗れる「NOREL」の魅力を聞いた!
ボルボが始めたサブスクリプション方式 VOLVO 定額サービスが気になるー カーブログ
社長直撃!! トヨタのサブスクKINTOはお得なのか損なのか? @KozziTV!!
【クルマ買う派vsキント派】KINTOのメリット・デメリットを解説!こんな人におすすめ!
元ディーラーマンが語るホンダの新サブスクのメリットデメリット【Honda Monthly Owner】
1本目は、ホンダが提供する定額利用サービス「Honda Monthly Owner」です。対象者は高年式の中古車が中心となるようで、利用期間が1か月から11か月間と短いことが特徴です。月単位で借りられるので、たとえば「3か月だけ車が必要」というような人や、大学生が「夏休みの1か月間だけ車を使いたい」というようなニーズにも対応してくれます。
料金には、自動車にかかる税金、整備代、保険料などすべてが入っており、自分で負担するのは、ガソリン代と駐車場代ぐらいです。すべての車にドライブレコーダーが付いているので安心ですね。デメリットは、選べる車種に制限があり、短期間のみというところでしょうか、使い方を考慮して検討してください。
BMW / MINIが乗換放題、月々定額で新車に乗れる「NOREL」の魅力を聞いた!
2本目は、車買取のガリバーの運営会社である「IDOM(イドム)」が提供する「NOREL」による、BMWとMINIの定額利用サービスの解説動画です。2019年時点で3万人の会員数を獲得しており、車のサブスクリプションでは成功しているサービスです。
実際、動画でも紹介されているように「シーズンや短期間で車を取り替えたい」という需要は、一定数はあると考えられていましたが、半年、1年ごとに車を取り替えることは、従来の車の所有形態では難し状況でした。しかし、サブスクリプションなら、定額の支払いで短期間利用して車を取り替えられるので、新たな利用者層が生まれているのだと思います。
ボルボが始めたサブスクリプション方式 VOLVO 定額サービスが気になるー カーブログ
3番目は、ボルボのサブスクリプション「スマボ」の紹介動画です。スマホと同様に2年・3年で乗り換えできる毎月定額支払いのサブスクリプションサービスです。(注意:動画は2018年当時のものなので「ケア バイ ボルボ」と紹介され、内容に異なる点があるので詳細等はボルボ販売店にご確認下さい)
スマボのサービス対象の車種は、ボルボのほとんどの車種に対応しており、また、高年式・低走行距離の中古車まで対象を広げています。諸費用は込々で月額均等支払いなので、お気軽にボルボに乗れるチャンスが広がるサービスですね。
社長直撃!! トヨタのサブスクKINTOはお得なのか損なのか? @KozziTV!!
4本目は、トヨタのサブスクリプション「KINTO」の小寺信也社長に、「KINTO」の利用は「得なのか、損なのか?」をインタビューしている動画です。KINTOのサービス開始より1年間での利用者は、全国で1000件ということで、トヨタ自動車の新規サービスとしては、厳しい状況なのかもしれません。
動画の小寺社長の後ろには新型車ライズがKINTOだと「39,820円」と出ていますが、18歳の人でもこの料金だそうです。任意保険こみですから、かなり安い印象です。条件に当てはまる人には「十分メリットのあるサービス」ということがわかります。
【クルマ買う派vsキント派】KINTOのメリット・デメリットを解説!こんな人におすすめ!
5本目の動画は、トヨタ自動車のKINTOの利用でメリットのある人と、デメリットのある人を詳細に検討している動画です。動画主さんの個人的な意見も入りますが、そのあたりは注意して動画をご覧下さい。動画の中で、若い人に向いている、若い人がターゲットという話が出ています。
KINTOの保険契約は、事故を起こしても免責金額の支払いのみで、翌年保険料が上がることもないようです。また、整備費用・諸費用・保険代なども込々なので、若い人の車離れに対する、トヨタ自動車の提案なのかもしれませんね。
まとめ
クルマのサブスクリプションについて、各社のサービスを解説する動画を集めて比較してみました。どのサービスにも特徴があり、メリットとデメリットがあります。
デメリットとして強調されているのは「所有できない」という点ですが、一部のサービスでは契約終了後に、残価を支払って所有者になることもできるようです。3年・5年のサイクルで新車を乗り換えている人も一定数おり、そうした層はサブスクリプションのデメリットを感じないかもしれませんね。

コメント